建設業の業種

建設工事は2つの一式工事と27つの専門工事に分類されています。
平成28年6月に法律が改正され、解体工事業が追加されたことにより29種類となりました。

土木一式工事建築一式工事大工工事左官工事
とび・土木・コンクリート工事屋根工事電気工事管工事
タイル・れんが・ブロック工事鋼構造物工事鉄筋工事舗装工事
しゅんせつ工事板金工事ガラス工事塗装工事
機械器具設置工事内装仕上工事防水工事造園工事
熱絶縁工事電気通信工事さく井工事建具工事
水道施設工事消防施設工事清掃施設工事石工事
解体工事

一式工事とは

一式工事とは、総合的な企画、指導および調整の下に土木工作物または建築物を建設する工事です。

複数の専門工事が組み合わさっている場合や単一の専門工事であっても規模や複雑さにより個別の専門工事としては施工することが難しいものです。

※一式工事の許可のみ持っている場合、個別の専門工事を請け負うことはできません。

請け負った一式工事に専門工事が含まれている場合は、その専門工事の許可を持っていなくても、その業種に対応した専門技術者を置くことによって、施工可能となります。
その他の場合は、他の専門工事業者に下請けに出すことになります。

※専門技術者:その専門工事の主任技術者となれる資格を有する者