経営事項審査の総合評定値P

経営事項審査は、最終的に総合評定値 P を求めることになります。

経営事項審査は、経営状況分析申請と経営規模等評価申請に分かれます。それぞれの評点を、決められた方法で計算し、総合評定値 P を求めます。

以下の計算式で算出します。

P = X1×0.25 + X2×0.15 + Y×0.2 + Z×0,25 + W×0.15

X1完成工事高
X2自己資本額・平均利益額
Y経営状況
Z技術職員数・元請完成工事高
W社会性等その他の項目

総合評定値 P は、会社や個人の建設業者単位で計算されるわけではありません。

申請する業種毎に、総合評定値Pが算出されます。つまり申請業種が1つであれば、P点も1つ。申請業種が2つであれば、P点も2つ算出されるということになります。

例えば、建築一式と内装仕上工事を申請した場合、建築一式は○○○点、内装仕上工事は△△△点という形で出てきます。これは業種毎に異なった数値を使用する項目があるためです。

『 X2 ・ Y ・ W 』 の3項目は、複数の業種を申請したとしても、全て同じ数値が適用されます。

『 X1 ・ Z 』 の2項目は、複数の業種を申請した場合、それぞれの異なる数値が適用されます。