許可業種の追加
建設業許可を受けて営業している中で、取得していない業種の許可が必要となることもあります。その場合は業種の追加申請をすることにより取得します。
これは一般建設業の許可を取得している業者が、別の一般建設業の業種を追加取得することを言います。また特定建設業も同じように、別の特定建設業の業種を追加取得することを言います。
一方で、ある一般建設業の許可を取得している業者が、別の特定建設業の業種を追加したい場合は、新規申請となります。逆の特定建設業の業種+一般建設業の業種も同様です。
取得している業種が複数になってくると許可日等が異なってくることもあります。そうなると管理が複雑になりますので、有効期間を調整することにより許可日を一本化することも可能となります。
営業していく中で必要に迫られ業種追加申請する場面もありますが、建設工事は複数の業種が関連することも多くあると思いますので、許可の取得を考える際、関連する業種をあらかじめ取得しておくことで営業の拡大を図ることもできます。
業種の追加、複数の業種の申請の場合は、やはり経営業務の管理責任者、専任技術者等の要件には注意が必要です。